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レトロなモノクロ映画のDVDがまた急に欲しくなり、
安いものをあれこれ物色した挙句、洋画を1枚選び抜きました。

「ロボット・モンスター」(1953年制作)

パッケージにもでかでかと書かれている、
“凄すぎる!チープSF映画代表作”という謳い文句に疑いなく、
50年以上も経てなお、その物凄いデタラメぶりが語り継がれるほどの
トンデモ映画です。

物語は、唐突すぎる宇宙人の侵略により、地球の全人類がいきなり滅亡、
ある少年とその一家(計6人)のみが生き残り、宇宙人に殲滅されまいと
攻防を繰り広げるかと思いきや繰り広げなかったり。というような
緊張感のカケラもないペースで進んでゆきます。

敵の宇宙人といえば、ゴリラの着ぐるみに頭は潜水帽という
これまたトンデモな容姿・・・。アジトの洞窟に持ち込んでいる
機器も、とても宇宙人の持ち物とは思えぬアナログぶり。
人類も人類で、いまや宇宙人に殲滅されようという窮状にも
関わらず、呑気でアホっぽいやりとりばかりする家族6人・・・。

事ある度にチカチカする光線と、無意味としか言いようのない
シャボン玉がやたらに飛び交う演出も、人をくっているというか、
何ともはや。

最初から最後までトホホ感あふれる作品ですが、
私はこのような、突っ込む意欲もなくなるような凄まじい映画が
けして嫌いではないので、観れて満足です。

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