つれづれに更新。
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たいへん長らく日記をも放置してしまい
申し訳ありませんでした(><;)
サイトも更新が滞ってしまっておりますが、
お越し下さっている皆様、そして
ウェブ拍手を送って下さった皆様、
いつも本当にありがとう御座います・・・!!
今月か来月あたりにはアップできるよう、
何か練りたいと思います。
読んだ本がまた増えましたので、
ブクログに追加しています。
「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」は
目も眩むような大スケールの長編ながら、
飄々とした文章が絶妙で楽しく読めました。
エネルギッシュかつ穏やかで掴み所の無い、
空海のキャラクターがとても良いです。
あと、思わずドッキリするタイトルが
衝撃的な京極先生の新刊。
この作品では単に罵倒の言葉ではなく、
読み進めてゆくほどに、けっこう沁みます。
重々しさはありますが、「厭な小説」が
大丈夫だった方は是非。
申し訳ありませんでした(><;)
サイトも更新が滞ってしまっておりますが、
お越し下さっている皆様、そして
ウェブ拍手を送って下さった皆様、
いつも本当にありがとう御座います・・・!!
今月か来月あたりにはアップできるよう、
何か練りたいと思います。
読んだ本がまた増えましたので、
ブクログに追加しています。
「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」は
目も眩むような大スケールの長編ながら、
飄々とした文章が絶妙で楽しく読めました。
エネルギッシュかつ穏やかで掴み所の無い、
空海のキャラクターがとても良いです。
あと、思わずドッキリするタイトルが
衝撃的な京極先生の新刊。
この作品では単に罵倒の言葉ではなく、
読み進めてゆくほどに、けっこう沁みます。
重々しさはありますが、「厭な小説」が
大丈夫だった方は是非。
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また本を色々読みましたので、
ブクログに追加しています。
「厭な小説」は、タイトル通りに
厭な話ばかりを集めに集めて
エンターテイメントにした小説です。
表紙はボロボロのデザインで、ページの所々に
はさまれた虫の死骸が印刷されていたりと、
とことん厭なムード満点な装丁も見逃せません。
漫画では、エンターブレインの作品が豊作です。
「出前姫」「テルマエ・ロマエ」は発想の斬新さに脱帽。
そして、少年画報社で出ていた頃からずっと、
何年も新刊を待ち焦がれていた「難波鉦異本」の
完全版は本当に嬉しいです。感無量。
それから、少し前に山梨県の本屋さんに寄った際、
レジ前の広い平台一面に、全て同じ一冊の本が
端から端までぎっしり敷き詰められており、
あまりの事に驚いて買って来ました↓
面白かったです。方言て奥が深いですね。
ブクログに追加しています。
「厭な小説」は、タイトル通りに
厭な話ばかりを集めに集めて
エンターテイメントにした小説です。
表紙はボロボロのデザインで、ページの所々に
はさまれた虫の死骸が印刷されていたりと、
とことん厭なムード満点な装丁も見逃せません。
漫画では、エンターブレインの作品が豊作です。
「出前姫」「テルマエ・ロマエ」は発想の斬新さに脱帽。
そして、少年画報社で出ていた頃からずっと、
何年も新刊を待ち焦がれていた「難波鉦異本」の
完全版は本当に嬉しいです。感無量。
それから、少し前に山梨県の本屋さんに寄った際、
レジ前の広い平台一面に、全て同じ一冊の本が
端から端までぎっしり敷き詰められており、
あまりの事に驚いて買って来ました↓
面白かったです。方言て奥が深いですね。
また少し、本を読んだので6冊ほど更新しました。
そのうちの小説2冊をチョイスしてみます。
「雨月物語」は、上田秋成の怪異小説が
独創的な解釈と女性の視点で描かれていて、
とても面白かったです。
一話あたりの文章量も丁度よく読みやすい。
丁寧な語りで読み手を物語に惹き込んでゆく、
哀しく妖しげで、どこか優しい異界の女人たち。
さりながら、岩井先生の小説の中で
真に恐ろしいのはいつも、幽霊や物の怪よりも
「生きている人間」ですね。
「天の華・地の風」は昨年末あたりから
こつこつ買い揃えては貪り読んでいました。
全10巻にも及ぶ巨編の、耽美小説な三国志ですが、
すっきりと無駄のない綺麗な文章と
色々と物凄い波瀾のストーリー展開で、
飽くことなく読み続けられます。
渦巻く情念、怖気を震わすような欺き合いなど、
特に人物の心理描写がたいへん生々しくて凄い。
なんとも続きが気になって仕方ないので、
10巻まで頑張れそうです。
今回は濃い小説ばかりでお送り致しました。
そのうちの小説2冊をチョイスしてみます。
「雨月物語」は、上田秋成の怪異小説が
独創的な解釈と女性の視点で描かれていて、
とても面白かったです。
一話あたりの文章量も丁度よく読みやすい。
丁寧な語りで読み手を物語に惹き込んでゆく、
哀しく妖しげで、どこか優しい異界の女人たち。
さりながら、岩井先生の小説の中で
真に恐ろしいのはいつも、幽霊や物の怪よりも
「生きている人間」ですね。
「天の華・地の風」は昨年末あたりから
こつこつ買い揃えては貪り読んでいました。
全10巻にも及ぶ巨編の、耽美小説な三国志ですが、
すっきりと無駄のない綺麗な文章と
色々と物凄い波瀾のストーリー展開で、
飽くことなく読み続けられます。
渦巻く情念、怖気を震わすような欺き合いなど、
特に人物の心理描写がたいへん生々しくて凄い。
なんとも続きが気になって仕方ないので、
10巻まで頑張れそうです。
今回は濃い小説ばかりでお送り致しました。